株式会社パーソナルクレド舎

やっかいなのは「良いことをしてる」という名のエゴかもしれません。

こんにちは 冨永のむ子です。

サイキックの力を持つ方、あるいは身に着けた方、
自分の胸に手をあてて、その力を本当に相手のために力を使えているかを
よーく考えてみてください。

 

欲に駆られて、うっかり人を操ったり、自覚なく(悪気なく)
人を依存させていないか、自らに問うてください。

 

ということを書きました。

霊的なものと、心霊的なもの、似ているようで全く違う!

 

 

この記事、原文を書いたのは一年前(2016年)なんだけど・・・、

 

一年たってみて世界は相変わらず、
見えるとか、見えないとか、
スプーンが曲がったとか、曲がらないとか、
開運とか、引き寄せとか・・・、

 

新月だから、冬至だから・・・、うんたらかんたら・・・、
相変わらず、現象面やハウツーにうつつをぬかしている人が多い・・・

 

っていうか、むしろ増えてるように感じています。 

 

それは時代の狭間の今、水面下にあった意識が
表面化してきたことだから、喜ぶべきことかもしれないけれど、
重要なのは、そこに気が付いた人がこの先どうあるか、だと思います。

 

「サイキックな力を利用して、人を陥れていませんか?」
・・なんて問いかけても、

 

「オ●ム真理教じゃあるまいし、そんなひどいことしないわ」
って思うかもしれません。

 

でも、実際のところ、そこまであからさまな人はそうそういなくて、
むしろ、これを読んで下さる、普通のまっとうな方が、
平和な日常の中で陥りがちな落とし穴は、

 

 

「いいことをしよう」とか、「よく思われたい」
という、
善意や弱さからくるエゴかもしれません。

 

例えば、
あなたがセラピストやコーチやカウンセラー、
など・・・、
人に寄り添う仕事をしているとします。
(会社の管理職なども)

 

セッションやセミナーに来てくれたお客さま
(相談を持ちかけられた部下)に
対して、
気持ちよくなってもらおう、
満足してもらおう、
笑顔になってもらおう・・と、

思い「過ぎて」いたら…。

 

一見、お客さま目線で相手を思っているようでいて、

そこに囚われすぎて
相手を冷静に見ることができなかったら・・・。

 

あるいは「いい人でいたい」
「感謝されたい」

そして結果「リピーターになって欲しい」と
実は矢印が自分に向いたまま動いていたら…。

 

そこで起きることは、
天の意図からかけ離れたものになるかもしれません。

 

だってもしもあなたのセラピーに来た方が、
今のやり方を大きく変えなければならないタイミングだとしたら・・。


その方の顕在意識がどんなに甘えた状態であっても、
その方の魂が望んでいることは、
今のやり方ではダメだよって、バッサリ斬られることかもしれません。

 

それにもかかわらず、もしもあなたが、

「相手は傷ついているからどこまでも話を聴いて、
相手を受容し励まさなくちゃ」なんて、うすっぺらい信条に囚われて、

「あなたはそのままで素晴らしい」なんて
心理学のマニュアルをうのみにして、
口先だけ
で励ましたとしたら・・・・

 

それは相手のため、っていうふりした
偽善にすぎませんよね。

 

もちろん、
相手はその場では、
良い気分になるかもしれない。

でも、それでは根本の問題解決にはならないし、
互いのエゴ満足でしかないですよね。

 

あげくのはてに
慰めてもらうために
何度も通って来るようになったら、


騙して高額の壺売ってるのと
あり方として同じです。

 

いや・・・、自覚がない分、
事態は深刻かもしれません。

 

こちらにアップした、
「ワクワクすることをしようっ」て
安易にアドバイスするのも似たエネルギーによるもの。

http://ameblo.jp/soullifelabserendip/entry-12106559699.html

 

もちろん、いつだって時と場合によるし、
今この瞬間の相手の状態によるのですが…。

 

セラピストでも、ヒーラーでも、コーチでも、
コンサルタントでも、
弁護士でも、教員でも・・・、

 

人に寄り添い導く現場で最も気に留めておきたいのは、 

いまの自分がエゴに囚われてないかどうか、
矢印が自分に向いていないかどうか。

 

そして、相手を安易に「可哀そう」って思わないこと。

 

ここについては、また別の場でお伝えしますが、
可哀そうって思ったら、相手を可哀そうな状態へ導くことになるから。

 

それに、
宇宙の視座で物事を眺めて、
相手の本来の姿を信頼し眺めたら

この世には「可哀そうな人」なんて一人もいないのです。

 

そう、この信頼は、
多分天のはからいへの信頼なんですね。


私たちは宇宙
(天でも神でも、
大いなるものでもなんでもいいけど)の一部、
だから同じくその一部である目の前の相手を絶対に大丈夫って信頼すれば
宇宙が必ずその信頼に応えてくれる。

 

人生全体を通して、いちばんいいふうにはからわれている。

そう信じて宇宙の一部としての自分をただ差し出す。

 

目の前の世界を楽しみながら、
今できることを精一杯させていただく。


天に使ってもらうには、
ただそれだけなんですね。

 

運がいいとか悪いとかないのです。

私たちは今ここに生まれてきたこと自体が、
天から許され認められ、
愛された最高に運の良い状態なんだから。

 

私は不幸だ・・・なんて言って、
開運術とか、必死こいてやってる時間があったら、
天の恵を受け取る心を育むべく、
目の前の美しい世界を楽しみましょう。

 

というわけで今日はこのへんで、

 

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