株式会社パーソナルクレド舎

あなたの「満足中枢」は正常に機能していますか?

あなたの「満足中枢」は正常に機能していますか?

Dec 28, 2015

こんにちは冨永のむ子です。

 

昨日3日遅れで実家の両親を招いて

家族でクリスマスパーティーをしました。(2015年12月28日現在ね)

 

四時間かけて焼き上げたローストチキンは、
わずか30分でなくなり・・・(^_^;)、

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つわものどもが夢のあと、という風情のキッチンで後片付けをしながら、

 

ほんとに、食事の支度も後片付けも、
やっぱり、 
そのこと自体を楽しむためにあるんだなあ

しみじみ感じました。

  

もちろんパーティーだけじゃなく、日々の暮らしにおいても・・。

 

日々のささやかな暮らしを楽しみ味わうことができなければ、
魂の豊かさを感じられない。

 

すると心はどこか満たされない状態になる。

 

満たされない心を埋めるために、
外に外に何かを追い求めても、

 

楽しみ味わえるセンサーが閉じている以上、
心の底から満たされることはありません。

 

すべては自分のセンサー(感性)の問題。

意識と言ってもいいかな。

 

この場合のセンサーの狂い・乱れには、
ぱっと浮かぶところで二種類あります。

 

一つ目のセンサーの乱れば、前述したような、
完全に楽しむセンサーが閉じているパターン、

無気力無感動になっている状態。

 

「好きなこと、やりたいことがわからない」

「以前ほど、色んなことが楽しめないな」みたいな感覚。

 

こちらは割と自他ともに、気づきやすいかもしれません。

 

でも、めんどくさいのは、もう一つのパターン。

センサーが、オーバーヒート気味になって、
麻痺しちゃってるパターン。

 

これは胃袋で例えると、
あれもこれもって欲張り過ぎたあまり、
満腹中枢がまひして、
お腹パンパンにならないと気が済まなくなっている・・・みたいな?

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毎日こんなの食べてたら、そりゃー満腹中枢やられますよね。

胃袋もどんどん大きくなってしまい・・。
それを自分のキャパや可能性が拡大したことと勘違いする

 

このまんまいくと体はどうなるか。

当然太りますよね。

 

これ体ではなく心のケースも同じなの。

 

もっともっとって、
願望や夢をおいかけすぎるとどうなるか、

・・・・心に贅肉がつくんですね。

 

体の贅肉も心の贅肉も、
つきすぎて陥る症状は同じです。

 

例えば肥満の人が、
常に食べ物を所持してない不安になるように、


心の贅肉がつくと、
いつも何かをしていなければ気が済まないし、

予定が埋まっていないと不安になる。

 

その一方で、ささやかなことがめんどくさくなる。

 

がっつり大盛りじゃないと食べた気がしないがごとく、
華やかで目立つ仕事じゃないと、
やった気がしなくなって、
馬鹿にしたり疎かにしちゃう。

 

家のこととか家族のこととか、
身近なこと・・本当はとても大切な基本的なことを、


ちょっと智恵をしぼれば、
やりくりできることでも
簡単にアウトソーシングしたり、手を抜くのね・・。

 

それって
ダイエットのために必死でジム通いするあまり、

時間がなくて、ファーストフード食べてるみたないもんで。。。

 

エネルギーの使い方間違えてますね。

 

私もそうだったから、気持ちはよくわかるよ。

 

仕事や華やかな予定で
スケジュールがいっぱいなのが、
豊かで充実したことって勘違い。

 

でも私自身の経験からも、それ、センサー狂ってんのよ。
満腹中枢ならぬ、満足中枢がいかれてるの。

 

そして気が付くと、体が崩壊するように、
自分の家族や大切な何かが崩壊する・・・。

 

この崩壊は
天がくれる軌道修正という名のギフトですけどね・・。

 

なぜならば、そんな状態で、

 

使命を生きようとか、
好きなこと見つけようってしてても、
天は導いてくれないから・・・。

 

使命は、
小天命と大天命に分かれます。

日々の営みを大切に楽しむことは「小天命」。

 

それがきちんとできてはじめて、

「大天命」である、
天から与えられた使命を生きる時間が訪れるのです。

 

小天命はまずは、
自分という名の道具を、
天に使ってもらえるような状態に、
整え磨き上げること。

 

ここで言っている磨き上げるとは、
余計な装飾をくっつけることではありません。

 

包丁にへんな飾りくっつけたら、
キレ味悪くなるでしょ。

 

それと同じで、
資格とか修了証とか、
余計な肩書とかスキルじゃないんです。

 

自分そのものを磨き上げるってこと。

 

心と体を健やかな状態に整え、
自分の心に嘘偽りなく堂々といること。

 

道具の手入れができていない
職人に良い仕事はできませんよね。

 

使命は命の使い道、
天に自分を使っていただくことだから、

 

天に使ってもらえるよう
「自分」という名の道具を良い状態にする。

 

それが最初に果たすべき小天命。

 

世間から認めてもらおうって 
仕事やキラキラなセミナーや、
開運ワークにうつつをぬかしていたら、

聖なる道は開かれていかない
っていうか、むしろ遠ざかります。

 

こちらもどうぞ。

「開運とか人脈とか、宇宙の担当分野に首突っ込んでいる場合ではないのです」

 

 

だからセンサーとじてる人も、歪んでいる人も、

 

まずは目の前を大切に、
心をこめて智恵をつかって、ささやかな日常を楽しみましょう。

 

千里の道も一歩から!

 

年末年始は、

日常を豊かにするのにうってつけのタイミング。

 

ゲーム感覚で、
大掃除やお正月の支度も楽しんでみては。

 

小天命と大天命についての、具体的な体系だった話は、

自分の神話の歩き方講座でもお話しています。

 

 

それでは今日はこのへんで、

お読みくださってありがとうございます。

感謝をこめて。

冨永のむ子

自分の神話の歩き方無料メールマガジンバックナンバーより