株式会社パーソナルクレド舎

「デキル」人ほど難しい、プライドの壁とのつきあい方

「デキル」人ほど難しい、プライドの壁とのつきあい方

Aug 5, 2024

「知る」と「わかる」

「わかる」と「できる」

 

それぞれの間に立ちはだかる、
プライドの壁を超えるレッスンを楽しもう。

 

 

こんにちは冨永のむ子です。

 

少し前ですが、
自分の神話塾の塾生に

「プライドの高さ」を指摘する機会がありました。

 

 

そこでお伝えした内容から、
色々湧いてきたことお届けします。

 

長くて辛口の内容、

人生のステージを本当の意味であげるには、
とても重要なことかと思います。

 

お時間と心に余裕がある時にどーぞ

 

それでははじめます。

 

 

伸び悩む人、学びの成果が出ない人には共通点があります。

一言でいうと【プライドが高いこと】です。

 

 

プライドが高いと
自分のやり方に固執します。

 

 

人からのアドバイスを
「自分なりに」しかやらない。

 

 

自分の都合の良いところしか受け取らない。

 

無我夢中に実践する愚直さが足りない。

 

 

だから望む成果が出ないのは、

当然と言えば当然なのです。

 

 

ただ・・

そういう方々が、
やる気がないわけではない。

能力が低いわけでもない。

 

むしろ、
学校や組織の中などで、
優秀と言われてきた人

問題解決や、目標達成など
結果を出すことが得意な人で、

コミュニケーション力もそれなりにある人。

 

 

つまり

世間の神話を上手に歩ける人だったり、

いわゆる勝ち組だったりします。

 

 

だから、
プライドが捨てきれないとも言えますね。

 

 

世間の神話を歩くのが上手な人が、
自分の神話を歩くことが上手とは限らない。

 

自分の神話とは、真の自己実現を果たすこと。

心から納得した生き方をしていること。

 

エリートや勝ち組、
一見、自己実現を果たしているように見える人、

世間の神話を上手に歩いてきた人が

自分の神話を歩くことがうまいとは限りません。

 

 

自分の神話を歩くことは

裸の自分を差し出すこと。

 

 

プライドが高いと捨て身になれません。

 

自分の神話を歩こうとした時、
これまでのやり方が通用しなくて、
戸惑う方もいます。


そんな自分が許せない。

 

すると、

大丈夫なふりを装ったり、
すぐさま問題解決に走る。

 

例えば、

メンターに答をもらおうとしたり、
ネットを駆使して
解決策を探そうとしたり、

動きがはやい。

 

これまでそうやって乗り越えてきたからです。

 

もちろん、
その努力は素晴らしい

 

のだけれど・・・

 

天に使ってもらうには、

 

その
「自力でなんとかしようとすること」
やめる必要があるのです。

 

 

じゃあ、どうしたらいいか・・・

 

まずはそんな自分・・

 

どうしたらいいかわからない自分を許すこと。


 

わからないままをOKとして、
そんな自分と過ごすことです。

 

今は、わからない、
それだけだから。

 

その感覚を味わってみること。

その自分を否定しないことです。

 

 

できない自分を認め許すこと。

引き受けること

 

それはプライドを捨てる
重要なレッスンにもなります。

 

 

そこから逃げない方がいい。

 

 

そもそもプライドの壁自体も、 
良い悪いはないのです。

 

自分は正しい
自分は優れた人間だ
というエゴを手放す大切なレッスン。

 

だって
自分を天に明け渡すんだもの。

 

自分で、何でもできる、
という意識を捨てる必要があるんです。

 

 

でも、
プライドは相当なもんで・・・

 

できている、
やっているつもりにもなる。

わかっているつもり、になる。

 

なかなか手ごわい。

 

勉強熱心がゆえに、

成長に関して、
手に入れた知識もたくさん。

 

でも・・

 

「知る」で留まったまま、

「わかる」になっていない。

 

 

天命を果たすには

「知る」ではなく
「わかる」必要があります。

 

ハラオチですね。

 

「わかる」は
自分の内側に変容を起こします。

 

その先にある変化

「わかった上で、できるようになることです。

 

有能な人は、
 「知る」ことが得意です。

 

理性や好奇心を駆使すれば簡単です。

 

でも「わかる」はハートの担当。


感性の分野。

 

さらに「できる」は
その先、


裸の自分で、取り組むこと。

 

だから
有能という衣を脱ぐ必要がある。

 

有能な人や、
輝かしい実績がある場合、
そこが難しいんですね。

 

なかなかうまくいかない。

 

その時、プライドが高いと

その自分を守ろうと、
 

瞬時にハートを閉じ
戦闘(防衛)モードに入ります。

 

戦闘モード、の現れ方は
人によります。

メンタルが弱めの人は、
心のシャッターを閉めて鍵をかける。

 

でも
有能で人気者で、
コミュニケーション力も
高い場合、

 

自分が戦闘モードに入っていることすら
無意識に隠せてしまう。

 

 

言い訳もうまい
大丈夫なふり、
順調なふりもうまい。

 

 

大人だから。

 

すっ裸な子どもになれない

つい美しい衣をまとってしまう。

 

 

人によっては、
その戦闘モードから、

自分こそが世界を救う
ジャンヌダルクみたいな想いに
酔いしれて
正義の鎧をまとう場合もありますね

 

私はこれが強かったかなあ・・・

 

でも、それすらもある種の防衛手段なのです。

 

どんな表現手段をとっても、
戦闘モードでいれば
ハートは閉じているので・・。

 

必要な学びが深層部に届かないのです。

 

だから
「知る」で留まり
「わかる」に到達しない。

 

変容が起こらない。


そして変化変容の先にあります。

 

変化は、
知る、わかる の先・・・
「できる」で実現する。

 

自分の周囲に
張り巡らせていた壁をとりはらい、

自由に裸で生きていいと「わかり」
実際に裸で在り続けて
はじめて「できる」。

 

 

天が使ってくれるのは、
そうなった時です。

 

 

そして

その時自分の内側だけでなく、
現実に大きな変化が起こります。

 

・・・

裸でも大丈夫と「わかり」
裸であり続けることが「できる」ために、

何をすればいいか・・・

 

 

実はシンプルです。

 

自分の意志で
「裸になってみる」こと。

 

つまり、


どんな自分もOKとすること。
その自分を差し出すこと。

できなければできない自分を、

わからなければわからない自分を、

 

そのまま差し出す。

 

知識ではないのです。
実践あるのみです。

 

そうやって
裸になろうとしたら

その愚直な姿を、
天は猛烈に応援してくれる。

 

裸の心地よさがわかり、
実は大丈夫だった、となるのです。

 

 

自分の神話塾や、起業塾で

猛烈に変化し現実を変えれ行く方は


最初から愚直な方ももちろんいます。

 

 

でも、多いのは
プライドの壁を認め、
その自分を認める人

 

 

プライドをかなぐり捨てた瞬間から、
愚直さが顔を出します。

 

別人のような表情になる。

 

 

信念とか想いとか、
理想論に逃げなくなる。

 

 

それらを脇に置き
ひたすら裸で進んでいきます。

 

その愚直な姿を天は見ている。

 

かっこ悪い姿を見せたくない、
過去の自分を否定したくない、
自分の立ち位置を崩したくない

 

そう思うのは当然です。

 

そのプライドの壁は
手ごわいかもしれません。

 

 

でも、
壁の存在を、知ったならば、

 

その壁を作っている自分ごと
引き受けてみてください。

 

否定しなくていいのです。

 

そういう自分がいるね、と

否定も肯定もせず、
その自分と過ごしてあげることです。

 

 

なんとかしようとしなくていい、

なんとかしようとしない方がいい。

 

だってすべては完璧に起こっているのですから・・

 

どんな自分もどんなシーンもOKだから・・。

 

有能な自分もリスペクトした上で、
愚直な自分の出番も与えてあげることです。

 

それが、全身全霊で生きること、

チーム自分、のメンバー全員で

自分だけの人生を歩いていくことです。

 

 

 

プライドの種類もいろいろです▼

 【あなたに張り巡らせたプライドの素材は何でできていますか?】

https://ameblo.jp/soullifelabserendip/entry-11660834146.html

 

今回の記事の原文(塾生に伝えた言葉)はこちら▼

【有能な人の成長を阻む、最後の壁の崩し方】

https://ameblo.jp/soullifelabserendip/entry-12862172675.html

 

長くて辛口の記事を
お読みくださってありがとうございます。


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