WEBサイト http://cocoronehoikuen.com/
主なサポート内容
・天命の明確化、言語化(パーソナルクレドとして)
・天命に基づいた事業の在り方の明確化 コンセプトメイキング
・ホームページのコンテンツ監修・表現ディレクション
・組織人事制度や、人材育成に関するアドバイス
・保育士さんの育成やマネジメントに関するアドバイス
保育園の新規設立に園長という立場で関わることになった、いわながあきこさん。
保育士としてさまざまな保育の現場にかかわる中で、ご自身の中に芽生えた理想の保育の実現にむけて、熊本県からはるばる江ノ島まで毎月、通ってくださいました。
彼女の中に芽生えた想いの一つは、「わたしのままでいて大丈夫」と思える保育。
一人一人が、ありのままの自分でいいんだ、そんな気持ちが心の根っこにあれば、人生の荒波を乗り越えることも楽しめるたくましい人になれるはず。
彼女自身が、流産や大病など、さまざまな荒波を乗り越えてきた当人、彼女の心の奥から湧き上がってきたコンセプトでした。
理想の保育の実現のためには、子どもたちを育てる保育士が保育士ひとりひとりがまずはわたしのままでいて大丈夫、と思える場を作ることが大切だ、そう気付かれました。
小さな命の心や体を初期の段階で育んでいく保育のお仕事は、非常に重要でやりがいがある一方で、現場は肉体的にも精神的にハードで、保育の理想を追い求める方ほど壁にぶち当たり愕然とする現状だそう。
園長の経験も含めて、保育の現場に長くかかわってきたあきこさん、理想を理想で終わらせないためには、実態としっかりとむきあい、問題点や課題をひとつひとつ洗い出していきました。
人事制度、スタッフ間のコミュニケーションを深める施策・・・、行事や日常の遊びの在り方、などすべてにおいて【わたしのままでいて大丈夫】というコンセプトに沿った園を実現するために、園長の自分だけですべて行うのではなく、スタッフを巻き込み、ミーティングを重ねながら、試行錯誤されていくことに。
江ノ島で開催する起業塾に熊本から通ってくださっていた期間、講座のある日は、園のスタッフにそのことを伝え現場を一任、それによって人に仕事を任せることも学べたようです。そして学んだ内容や決めたことなどは、スタッフに共有。
園が立ち上がるまでの間に、スタッフ全員が集まる会議を何度も開催され園の創立にこぎつけました。
スタッフ全員が集まる会議と簡単に書きましたが、実はそれは並大抵のことではありません。なぜなら、保育園にかかわるスタッフは全員が正職員ではないからです。
アルバイトや契約の方、雇用形態も仕事のモチベーションも、保育観も、立場も、それぞれに全く違うスタッフひとりひとりが「わたしのままでいて大丈夫」と感じられること。
その理念に全員が共感できること。
それがココロネ保育園の理念を実現するために、欠かせないこと。そう強く感じたあきこさん。
園は無事設立にこぎつけましたが、理想の保育の現場が一朝一夕に実現するはずはありません。
ただでさえ忙しい保育の現場に、コロナ禍も加わり、猫の手もかりたい激務が続く・・・心や体が悲鳴をあげそうな中でも、それでも笑顔を忘れずに、あっこ園長のチャレンジは続いています。
SNSを通して、日々のチャレンジの様子を垣間見ることができます。
保育士さんなど、子どもの教育にかかわる方、ココロネ保育園の取り組みや発信は、とても参考になるはずですので、よかったら覗いてみてくださいね。
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