Jul 27, 2021
こんにちは冨永のむ子です。
結果よりプロセスを大切にすると
実は結果がちゃんとついてくるんですよ、
と・・・、
中学生のサッカーの試合を見ていて湧いてきたことをアメブロに書きました。
「参加することの意味」と「結果とプロセスの関係」
続きを書きますね。
というのは、
参加って物理的な行為だけを意味しているわけではないんですよね。
これはまさに【当事者意識】についてで、
これは、塾生の方々や、
読者のみなさまにもぜひシェアしたいなと思ったんですよね。
昨日の試合、
相手チームのベンチにものすごい大声を出して
まさに全力で試合に参加している子がいたんです。
その姿に心を打たれ、
一緒に見ていた私やママ友は、
試合中その子に注目せずにはいられませんでした。
途切れることなく
大声を張り上げ、
のどが枯れていて、
それでも大声を出し続け、
メンバーチェンジで
ベンチに戻ってくる子にも、
大声で【ナイスプレイ!】と!
広いグラウンドで、スタンドからの観戦だったのに、彼の声はグラウンド中に響き渡っていて、
自分だって出たかっただろうに・・。そういうちっぽけな自我を超え、チームの一員として戦っていた。
その全力で試合に参加している姿。その姿が人の心を打つ。その心が美しいなと。
美しいという文字は、大きな羊と書きますよね。
この文字の由来は
狼がやってきた時に、
群れを守ろうと戦った大きな羊の姿だそうです。
仲間のために自分よりも強いものに、全力で立ち向かっていく姿。
そこに昔の人は、美しさを見たんですよね。
彼を見ていてそんなことを思い出しました。
そこに宿る、純粋な、エゴのない、無我夢中のエネルギーが胸を打つ。
ベンチの中にいる選手を見て、
「ただなんとなく」応援する、という選択もできてしまう。
自分は出ないから関係ないし、みたいに思うことすらできちゃう。
でも、彼はボールをけらずとも、誰よりも試合に参加していた。
猛暑の中、まさに全力・・・全身全霊で。
その姿は本当に美しいなあと・・
思いだしてもウルウルします。
30分ハーフ +延長 +PKの 約90分間
この時間を、
どうせ補欠だし、試合に出られないから「つまんなーい」って
お客様気分で座っていることもできる。その方が簡単
でも、それは当然【つまらない】という現実を引き寄せる。
ただの時間の無駄で終わる。試合のお客様で終わる。
でも、その90分という時間、
実は試合に出ていても出ていなくても、
それぞれの人生の中の貴重な時間なんですよね。
たとえ体が試合に出ていなくても、
気持ちが参加したら、
本気で大声が出せる。
本気で喜んだり悲しんだりできる。
結果として、その90分は、「自分事」になる。
本気=本物のエネルギーだから!
その時間は、猛烈にエキサイティングな時間・・・夢中の時間、
命を輝かせる時間になるし、
その積み重ねが、人間の成長に大きくもつながっていくんですよね。
試合に出なくても、チームが負けても、今の自分にできることをする。
彼は、その90分間を、大切な中学生活の夢中の一コマにできた。
それは、のちのちの人生にも大きく影響するはずです。
試合に勝ちあがること以上に!スタメンの選手と同じように!
彼の、その時間は「生きた」時間だから・・・。
スポーツに限らず、私たち社会人にとって、仕事やさまざまな活動も、同じことがあてはまりませんか。
たとえば、不本意な仕事や、重要ではないポジションについてしまった時、
どうせつまらない仕事だしとか、どうせアシスタントだしと、他人事として働いていると、
その仕事はいつまでたっても、つまらないし、成長もできない。
あなたにとって「生きた時間」にならないんですね。
でも、同じ時間を過ごすならば、そこで過ごす時間を自分にとって大切な時間ととらえ、
今の自分にできることを一生懸命やれば、その時間は生きる。
その仕事なりの面白さに気づき楽しくなるかもしれないし、
何より確実に成長はできます。
これは、仕事だけじゃなくて、何事も同じですが、自己啓発の学びも同じですね。
講師やワークを品定めして、お客様気分で、
ただやればいいんでしょ、って提出する人と、
その場で、自分ごとととして参加している人では
同じ時間を過ごしても、受け取るエネルギーの量は、まったく違います。
理由は、エネルギーの循環の法則通りです。
自分が注いだエネルギーが、世界を通って、自分のもとに返ってくるのから。
自分のエネルギーの注ぎ方しだいです。
ものすごくシンプルですよね。
エネルギーの循環の法則は、地上のすべてにあてはまります。
人生に対する姿勢ね。
自分が自分を「生きた時間」の中に入れようとするか。
その姿勢を、おてんとうさまは見ているんですよね。
ベンチにいながらにして
試合に全力で参加していた彼に
私たちの目が釘付けになったように、
自分の人生に全力で参加している人を
おてんとうさまが見ていないはずはないんです。
何をするか(Doing)、ではなく、
どうあるか(Being)というのはそういうこと。
そして、すべてはBeingしだいなんですよね。
そして、Being・在り方って、
失敗しないスマートさとか、そういうことじゃなくて、いかに自分の人生全体に真剣になれるか。
本気・・本当の・・純粋なエネルギーをそこに注げるかなんでしょうね。
その姿が美しい、かっこいいと思いません?
「失敗したら恥ずかしいって思っていることが恥ずかしい」とは、五輪マラソン代表のプロランナーの大迫傑さんの言葉・・
本当にそうだなと。
・・・・
自分らしく生きたいとあれこれやっているけど、
なんとなく流れで起業して、一生懸命、日々やっているつもりだけれど、
・・・どうもパットしないというあなた。
あなたがパットしない原因は、あなたはあなたの人生を生きようとしていないからかもしれません。
お金さえ儲かればいいとか、承認欲求を満たすとか、そういう次元ではありません。
そこもお伝えいたしますので、一緒に見直していきましょう。
純粋なエネルギー循環ができたら、
天に許されOKされているんだという、
こちらはまさに、起業って甘くないよって書いた記事ですが・・・
それでは今日はこのへんで。
お読みくださってありがとうございます。
感謝をこめて
冨永のむ子