Jan 28, 2021
毎年恒例でお届けしている言葉をシェアします。
【誕生日 荒井由実 1973年】
目をさまし、
まだカーテンをひかず、薄暗い部屋で
今日が私の誕生日なのを思う。
もう一度、目を閉じると
こんどは夢でなく
本当にあった さまざまなことの間を
心が旅していく。
ある時は何かをさけて
ある時は何かにぶつかって
はね返りながらも、
結局、今日にむかって進んでいた。
そのジグザグなはずの道が
ふりむいてみると
まっすぐなものになっているのは なぜだろう?
もし わたしに
過去にもどることが許されても
わたしはきっと同じことをするだろう。
今になって後悔されることを
すべて帳消しにしてしまうには
わたしが生まれるよりも
もっともっと昔にさかのぼって
それを始めなければならないし、
よく考えると そうまでも
くやむことはないような気がするから・・・・・・。
これまで、
そしてこれからも
わたしのじゃまをし、あるいは輝き
喜ばせたり悲しませたりする”何か”とは
自分自身だということがわかった今、
過ぎていったことがみんな
わたしの中で楽しい思い出になっているのを、
ただ感謝したい。
大人へのドアがもう開いてしまったけれど
これでいいのだと思う。
今日のわたしは、
今日のわたしがいちばん好き
明日のわたしは、
明日のわたしが
きっといちばんすきになるだろう。
えー昨日で51歳になりまして。
おめでとうの催促ではなくて、毎年このユーミンの詩を、
誕生日にシェアさせていただいているんです。
それをはじめてからずいぶんたつけれど、
毎回読むたびに、新しい発見があります。(あなたはどうですか?)
この詩に限らずですが、
あなたがもし、昔読んだ本とか、誰かの言葉から、
あらたな気づきを得ることがあるとしたら、それは受け取る器が大きくなった証拠! ステージアップの証です!
言葉に限らずアートでも音楽でも、普通の何気ないできごとでも、
そこに宿っている本質をどれだけ理解できるかは、
意識の成長、精神年齢と大きく関連してるから。
次元上昇、ステージアップ、波動をあげる、ボルテックス、
激動の時代になり、
色んな言葉でいろんな人がそんなことを叫んでいるけれど、
中には、
意味わかってなくね?って発信もよく見かけます。よく、というか大半が・・・💦
まあ、そういう私がどんだけわかってるのかは、
目覚めた人たちからしたら、全然浅いんだろうけど・・・
でも、言葉尻というか点というか、上っ面でとらえているだけだと
そこに宿る本質はいつまでたってもわからないから。
だからスピリチュアルが、怪しいものに成り下がっちゃうんでしょうね。
目に見える現象や表面的な言葉だけでなくて、
そこに宿っている、こめられている意味・・・本質を問おうとすることが大事なんだと思います。
上っ面、形だけにパクっと飛びつくと(形も大事だけど)
祈りも、アファメーションも、深遠なる哲学すらも、
そこに宿る叡智が自分の中で発動されないというか、永遠に形だけで終わるから・・・
と、またしても説教かよ、えらそうだなー、という感じですが、
それが私の仕事なんで・・・。
まあこうやってお読みくださるみなさまあっての私です。
みんなのおかげ、なんて口が裂けても言えなかった私が、
そんな風に本気で思えるようになったのは、
ちょびっとだけ進化したのかな。
51年生きてようやくここかよ、って感じもしますが
聖人君子と比較しても仕方ないので・・・。私は私の神話を歩くしかない!
前日、自分の神話塾の41期の最終回でした。
野菜フレンチで打ち上げランチ。(なので昨日は普通に家で過ごしたよ)
コロナが騒がれ始めた三月にスタートしたこの期。
最後にリアルでお会いできたのはお一人だけになってしまった期でしたが、
まあそれも決まっていたんでしょうね。
この彼女は受講前と今で、お住まいも職場も変わりません。
でも、日々イライラしなくなり、人間関係も自然に良くなり、心が軽く毎日幸せなんだそう。
最初にお会いした頃と顔つきが違う。
目がしっかりするというか。落ち着いたオーラというか。
生き方を見直すって、まずはそこからだと思いません?
人とうまくやれないからサラリーマンやめてネットで稼ごうとか、
都会はストレスフルだから田舎で農業やろうとか、
独りじゃうまくいかないから仲間とやれば・・だとか、
そんなんじゃうまくいかないし、
人さまに迷惑かけるばっかりで、結局自分がいやになっちゃうから・・。
そうやって我をはらず、
物事に執着せずに、
自然の流れに心地よく身を任せればすべては一番いいふうになるんだよ。
ユーミンの詩にあるように。
時には何かにぶつかって、時には何かをさけながらも、
必ずまっすぐに進ませてもらっているはずだから・・・
塾生の方々の自然な進化に日々感激する毎日。私も自然に進化できますように。
塾生のみなさま、読者のみなさま、私の鏡となり、さまざまなメッセージをくれる
出会うすべての人に、ありがとうございます!