Jan 27, 2021
山村ゆう子さん
広島県在住
宮島の土産物店 やまむら商店おかみ
正しくあろうとして、いっぱい努力をしてきました。努力をしてことで出た成果もたくさんあり、得たものも多くありましたが、自分の正しさを振りかざして、自分を追い詰め、思い通りにならず、トゲトゲしていました。
「生き方」の本(斎藤ひとりさんとか、天風さんとか、経営者の本とか)を読み、スピにも逃げ楽になろうとしていました(これは違和感と怒りが増すばかりでした)。
もちろん、仕事の関する本はたくさん読みました。
でも「買わせる」ために人をコントロールするような内容や、
うわべだけの「マニュアル的いい人」に満腹状態。
自分は何のために仕事をしているのか・・・、
もちろんお金は必要でしたし、夫の実家と事業を守る目的があったものの、迷子になっていました。
どこか満たされず「もっと もっと」と思う気持ちや「他人と比べてまだまだ」と落ち込み、
「いつまで私はこの努力を続けなければならないのか」と10年先を思ったときに暗い気持ちになっていました。
そんな状況でのむ子さんのスピリチュアルをぶった斬って地に足つけて生きなさいというブログと出会い(宇宙と繋がるとはどういうことか)、メルマガを読み続け、もう自分の生きる道を「正しく」指し示すのはこの人しかいない!という思いがつのり、ブログとの出会いから1年ほど経ってから思い切って申し込みました。
自分の神話塾にいけば本当の正しさが手に入る。嫌なことがなくなる。
自分の生きる目的(パーソナルクレド)がわかる。
それさえ手に入れば楽に生きられる。
そう期待して2017年3月に自分の神話塾の30期に参加しました。
自分がしていた期待が今思うと滑稽でもありますが(要するにクレクレ星人だったわけ)、
想像していたのとは違う形で期待通りになったとも言えます。
結論を先に言うと、参加して本当によかった。
周囲も(何よりも夫が)「変わったね」と認めてくれました。
参加して初回から劇的に変わりました。自分の神話塾で最初に得たものは「許すこと」でした。
これはセッション中にそういった内容の話が直接あったわけではなく、初回の放置ワークの間に得た気づきでした。
どんな人でもモノでも存在を「許されて」この地球にいる。どんな相いれない人であれ思想であれ(個人レベルから国家レベルまで)、そこに在ることを許されている、という感覚でした。
シンボルは2か月目に、パーソナルクレドは3か月目に手に入ります。
でも本当の意味で神話塾で得たことを理解し、生かせるようになるまで私の場合3年ほど必要で、様々な出来事を体験しながらゆるりゆるりと変化していきました。
大嫌いだった人も(当時、彼女に振り回されていました)考え方の好き嫌いは別の問題として、
彼女は彼女なりの思想や歴史があることを認めることができたことでなんだか心が軽くなりました。
「こいつの考え方ありえん!」と思う感情は感情として、自分の考えを受けれてもらえず傷ついた心と向き合い、
怒りの感覚(時に長引くこともあり)があることを俯瞰できるようになることで、心と事象をわけて捉えられるようになりました。
相いれない考え方も事象も存在を許されてそこにあると思うと、じゃあ自分はどうしますか?と冷静に向き合えるようになりました。
他人を許すと書くと上から目線ですが、それは同時に自分も「許す」作業?でもありました。
自分の幼稚な考え方とか、怠けようとするとか、見栄っ張りな面とか、正しさを求めていた自分には受け入れがたい故に目を背け、封印していた多くの事を初めのころは恥ずかしさで悶絶しながら「オッケーオッケー」それもチームゆう子の一員と歓迎するようにしていきました。
そうしているうちに自分のことも他人のこともそんな感じで「受け入れる」ことができるように。
今も「マイナスな面(他にうまく言えないのでマイナスね)」が消えてなくなったわけではありませんが、なくそうはしなくなり、そのために心が動揺することがなくなりました。
出現して他人に対してやっちまっても「しゃーないな(時に反省)」となることもあります。奥の方に静かにしてくれていることもあります。
自分も他人のことも「許す(受け入れる)」ことで、意固地になることが薄れ、生きにくさを感じていた様々なことが「楽」になっていき、気持ちだけでなく、良い流れへ導かれることがたくさんありました。
嫌なこと、苦手なことは相変わらずありますが、ちゃんと向き合い、思い通りの結果にならない時があっても振り回されることは少なくなりました。
「許す」「感情と向き合う」「○○をしたら楽になる」そんなマニュアルではなく、自分の感覚で考えて選んで行動していくという感じ。
私の場合そのきっかけというか、キーワードが「許す」だったのでしょう。
私の場合、環境は変わらずにいます。起業するでなく転職もなく離婚もなく。
でも日々、いろいろな出来事がある(大きくはコロナですね)、その中でも淡々と暮らしています。
「自分で考え、自分で行動を選ぶ」の繰り返しです。一見当たり前のようですが、そうやって自分の道を選んで歩けるようになりました。
たとえば、緊急事態宣言が出された中で、世間に振り回されて「自粛しようぜ!」と叫ぶわけでもなく、「何が正解か」と情報を血眼になって集めたり、有名人の言うことに追随するのでなく、ただ政府批判をするのでもなく・・・、
制限の多い日常で今出来ることをただ一生懸命している感じ。
これを書いている2021年1月の今は春のイベントにむけ準備をしています。
コロナのおかげで時間がたっぷりあってラッキーと思えています。
でもイベント準備がなければおそらく丁寧に日常を楽しんでいると思います。または店のためや取引先のために知恵を絞っているかもしれません。
ゆう子さんが呼んでくださり宮島でも講座やリトリートをさせていただきました!
いずれにせよ自分が「今やるべき」ことを楽しくやる。
そんな満たされた毎日ですが、もちろん心ゆさぶられる出来事や、ちょっと困難な課題がでてきたりします。
その場合は、まず最初に「自分はどう在りたいか」を問うてから「何をするか」を考えていくようにしています。
その「どう在りたいか」の指針がパーソナルクレドでありシンボルです。
クレドがあるからその通りに~ではなく、思考をいったん止めて心を静かにしたときに湧き上がるものが結果クレドと一致するというか、
クレドの一節が浮かび「そういうことか」と方向性が決まったりしています。
クレドがスパコーン!と心に入って、「ああそういうことか」と気づいてスイスイと物事が運ぶのは「瞑想」をちゃんと毎日やっている時です。(全然やらない日が続くこともありますが)
クレドの解釈は変化していって、その時の状況に応じて「気づき」があります。
私のシンボルは「鍵」です。クレドには「鍵があれば自由に開けることも閉じることも出来る」と書かれています。
行動することで状況を変えようとするための鍵と思うこともあるし、鍵自身は何が開くか知る必要はなく自分らしく生きていたら勝手に何かの鍵が開くと思うこともあるし鍵穴が違うと開くものも開かないから、そこを見極めないといけないと思うこともあるし。
今は「変わることを自分に許可すること」で状況が良くなっていき、変えることが扉を開ける鍵のイメージと繋がっています。
神話塾に行ってよかったと思うのは、そして、こうした自分の変化だけではありません。
どちらかというと神話塾に参加される方は、まだ世間の中ではアウトサイダー寄りな人が多いと思います。
なかなか同じ感覚で話せる人がすぐ近くにいない中で、神話塾のみなさんのFacebookの投稿などをみて、同じ感覚でいる人がいる事に勇気づけられることが多くあります。
神話塾繋がりの人と素敵なご縁も多く頂いています。
神話塾のコミュニティの心地よさは「独立した大人の関係」であること。
「私は一般の人とは違うんだ」と自分たちを特別視するような人はいません。
のむ子さんを師匠!と崇め奉ることもありません。
だからSNSの投稿をみても「ありがとうございます!素晴らしいです!」のコメントが少ない(笑)
神話塾のコミュニティはありますが、「みんな豊かになろうぜ!ウェーイ!」と仲間意識だけで繋がり盛り上がる関係ではありません。
独立し、しっかり地に足をつけて、日々起こる様々な出来事と向き合っている人たちのとのほどよい距離間のある繋がりがとても心地いいです。
一生懸命生きているのに何か満たされないとか、どう生きたらいいかわからなくなってきた、そんな問いかけが心の奥底にあり、
占いや宗教やセミナーなど他のものに回答を求めたり依存してみても違和感を感じているのであれば神話塾をぜひ!とお勧めです。
クレドは生き方の答えを具体的に示すものではありません。今生きているこの場所、この時代に自分の頭で考え行動し、心に違和感なく生きていくくために自分で「使う」ものです。使えば自分の中にある答が明確に具体的になります。でも使わなければそのまま。
神話塾でクレドとシンボルを(自分自身から)受け取りますが、使い方の何もかもを教えてもらえるというわけでもありません。
一つの目的しか使えないものではなく、使い方が無限大にあるから。
基本の使い方を教えてもらったら、そこから先は日々自分で考え工夫して使っていける。
今満たされない思いを送る人や何か違和感を覚え日々を送る人には、クレドは手助けとなってくれると私は確信を持ってお伝えします。
(自分の神話塾30期生)