こんにちは冨永のむ子です。

昨日までサロンで地味に開催しておりましたインドの手仕事展。

おかげさまでお天気もよく無事終了となりました。

お運びくださったみなさまありがとうございました！　

また来年！

さて、本題です。

何かを誰かに伝える時、その想いが強ければ強いほど、怖い気持ちも増していきます。

SNSに自分の考えを投稿する時など、何の反応もなかったら・・とか、

反応ないどころか、反論されたらどうしよう・・とか、あれこれ考えて手が止まる方も多いのでは。

湧き上がるように書いてみたものの、いざ投稿する勇気が出せず、ボタンが押せない。

その気持ちほんっとに、よくわかります。

でも、その怖さに負けて、自分の想いを閉じ込めたら、

結局その場から抜け出すことになるし、逃げても追いかけてくるし、

それはつまりは批判や否定する人のために生きるということになるのです。

本当にそこから抜け出したいならば、

ちゃんとその場でふんばって、自分で自分を解放するしかないんですよね。

今日これからお届けする記事は、

書いてからアップするまでに二年もかかった記事です。

わたしのことを恐れ知らずで言いたい放題の人だと思っているようですが、

最初からそうだったわけじゃない。

今だって、不安も恐れもいっぱいあります。勇気が出せる時もあるけど、出ない時だってある。

でも、そうならば、

そんな、【勇気のない自分】ごと、そのまま差し出していくしかないんです。

・・・とうわけで、

以下、突き動かされるように手を動かしたものの、
読み返してびびってアップするまでに二年もかかった記事

（を一昨年アップしたもの）です。

あの時感じた気持ちが、さらに強くなっているので、

時空を超え、再度お届けいたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・

新聞に地中にダムを作る技術の記事があった。

雨を土にすいこませずに、地中でためていく技術。

同じコラムの中で、真水で、海の魚を養殖する技術などにもふれていた。

それらの技術によって、貧困地域の100万人の命が救えるのだそうだ。

100万人の命を救うことは、とても大切なことだと思う。

でも、地中にダムを造らないとそれは実現しないんだろうか。

海にいるはずの魚を真水にぶちこまないと実現しないんだろうか、

そして、そんなことをして、地球そのものは大丈夫なんだろうか。

世間知らずの私が、この手の話を語る資格はないのかもしれないけれど、

この記事をよむ前に、同じテーマを二つの角度から考えさせられるできごとがあった。

その一つは、ママ友から聞いた、新しく中高一貫教育になる、ある公立高校のこと。

一貫教育という新しいシステムを導入したことで、

学校はとにかく、有名大学への進学率を上げることに必死だそうで・・・、。

6年間の間に5年分のカリキュラムを終わらせて、1年は受験対策に没頭させる。

そのためには遊んでなんかいられない。青春なんてものは邪魔で、感性や体力もどうでもいい。

だから、体育や音楽・美術は最小限、部活は週に3日までと制限し、大量の宿題を出す。

その大量の宿題をこなすために生徒はみんな塾通いに忙しく、

その分も含めてか、持ち歩く教科書や参考書の量が30キロを超えるので、

そこに通う生徒はみな、ガラガラとカートを引きながら通学するのだそうだ。

その話がどこまで本当かわからないけれど、

もしもその多くが当てはまるとしたら、そこに通う生徒が大人になった時、

人間らしい感性も、基礎体力もなく、正解か不正解の二元論で物を判断し、

マニュアルでしか動けなくなって、

社会に出てから「使えないヤツ」よばわりされて、やがては、心の病になるんじゃないのかな。

有名大学への進学率をアップさせることは、

あくまで学校側の都合（エゴ）で、本当に生徒のこと・・未来の日本を背負う若者の育成を想うなら、

子供の人格を破壊するような教育は、人としてできないんじゃないかなって思う。

そこまで子供を煽り立てる大人が増えたとしたら、

日本は何かが壊れかけているんじゃないかと思う。

これらのことをはっと思う発端となったのは、

某、超有名アメブロコンサルの方のある記事で・・・・、

そこには「私のコンサルの感想に、気づきがありました、なんて感想はいりません。

売上という結果が出ている感想が大事です」みたいなことが書いてあった。

私は、地に足をつけて現実を生きたいと常々思うので、

その考えはある意味もっともだと思いつつ、心のどこかで、何かがひっかかっていた。

それが何なのかわかったのが、地球の姿を壊してダムを作ることや、

子供の本来の生きる力を伸ばすことの無い

学校教育のニュースが一気に飛び込んできた時だった。

それらに共通して私が感じたのは、

【短期間に自分が望んだ結果を出せばそれでいい】という、

目の前の結果偏重主義、利己的な操作主義の、

教育やビジネスのシステムについての違和感だった。

私はその有名コンサルの方の、

「やることはちゃんとやって結果を出そう」というスタンスを全否定するつもりはない。

その人のブログには、

「自分が稼げてないのに、コンサルとか、養成講座ビジネスとかしちゃだめですよ」といった、

本質的で大きく頷きたいコメントも多いから。

でも、私が違和感を感じたのは、短期間の結果を重視しすぎること。

そして、とにかく儲かれば何でもいいという発想であること・・。

もちろん、売り上げアップのためにコンサルを依頼するのだから、

売り上げという結果にコミットしないコンサルはいんちきだと思う。（けど、残念ながら

いっぱいいるのも事実）

でもそれも宇宙の視座で見た時に、それぞれのお役目の違いだから、

反面教師的な役割を担う人もいて、相手の存在が間違ってるとは思わない。

だけど、本当に本当に長い目で見て、人生全体の幸せも含めて、

短期的な売り上げだけでなくクライアントの永続的な魂レベルでの繁栄を考えた時、

そして、話が大きすぎるかもしれないけれど、地球や宇宙規模で、何世代もの人類の

幸せを考えた時、潜在しているニーズや、根本的な課題解決なしに、

いま、売れそうなものを売りなさい、とか、すぐに儲かることをして短期間で収益を出しなさい。

といった、その方のすすめる短絡的なアドバイスをうのみにするのは、あまりにも危険。

それはあまりにもインスタント過ぎると思う。

そうやって売り上げに囚われていくことで、7桁収入を追いかけ、達成したら次はさらに上を目指し・・と

本当に必要かどうかもわからず、気づかずに人と自分を比べ、より多くの賞賛を浴びたいあまり、お金や名誉に執着し

大切なものを見失い、大切なものが崩壊していく人を本当にたくさん見てきたので・・・

もちろん事業を立ち上げる以上、収益をあげることはマスト。

だってそれで食べていくんだったらそんなの当たり前。

でも、その人の本当にやりたいことや、社会的意義を、無視して稼ぐことだけにフォーカスした結果、

本来のお役目ではないことをし続けることは、宇宙の大調和的を歪めることでもあるし、

まあ、そんな大きな話は置いといても、シンプルにその人は、

人生最後の日に後悔するんじゃないのかなと。

まあ後悔することすら自由と言えば自由、そう思うのは私のエゴかもしれません。

でもビジネスを長く継続するためには、想いが必要で、

いま、目の前で売っているものが、未来にも売りたいものかどうかはわからない。

そして、いま売れていない商品やサービスが、

単に人にその素晴らしさが理解されていなかったり、

情報が届いていないだけで、ものすごい可能性が秘められているものもたくさんあるのだ。

私の経験からも、オリジナルコンテンツは、最初は周囲にはまるで相手にされない。

「なんなのそれ？」という冷たい視線でバカにされることは普通にある。

私もパーソナルクレドが、まったく売れていないころ、

目先の利益しか追いかけないコンサルや、華やかなサロネーゼ思考の知人から、小ばかにされました。「

そんなよくわからないものより、

ファッションとかやれば？（イメージコンサルの資格も実は持っている）」と何度言われたことか。

でも、損得勘定を超えて突き動かされて生まれたオリジナルコンテンツは

必ず天から与えられた魂のミッション。

だからその可能性を、創業者本人が見いだせず苦戦しているとしたら、

そこを見出すことも含めて、売り方を考え、売れるようにしていくことこそが、

コンサルタントの使命であり、それが醍醐味なんじゃないの？って思う。

そして、「売り方を考える」の中には、その起業家が、

堂々と自分の商品を売りさばけるようになるための「意識革命」を促すことも、含まれるはず。

・・

今の時点で思うことは、ビジネスにおいては、

「売り上げという結果」と「人間としての気づき」は

その両方が同じように大切なんじゃないかなと。

そして、長い目で見た時、誰もが嬉しい状態を目指すことが、大切なことなんじゃないかと。

目の前の餓えた命を救うためだけに、地球を壊すのではなく、

有名大学へ進学させるためだけに、子供の持つ豊かな感性を破壊するのではなく、

きれいごとだけでも、目先の課題解決だけでもなく、

その両方を地道に満たすやり方を見つけていけるはずで、

人類は少しずつそこに向かっているはず。

いや、まさにそれこそが天のさいはいで、

いよいよ最後の大きなテーマに、取り組むタイミングに来ている。

私自身も、相手の人生全体を長い目で見てサポートしていけるように肝に銘じたいと思う。

今、突き動かされるように、やりたいことがあるあなた。

必ずそれを意志をもって、やり続けてください。

今は、それがちゃんと仕事になっていないとしても、

それは必ず美しい地球や宇宙のために役に立つことのはずだから、

あなたが諦めなければ、必ず神の手が伸びるから。

本当にそういう時代が来ました。あとはあなたが信じて委ねるかだけなのかもしれません。

 ・・・・

まだ世に知られていないけれど、受け入れられていないけれど、

絶対にこれは大事なことだ、という想いをもって事業をはじめたあなた。

はじめようとしているあなた。

あなたのその想いを、必要としている方々に届けるためにあなたに必要なのは、

メンタルの強化と、事業を売れる形に仕立てあげること。

最も大切なのは、それらをある程度自分でできるようになっていくことです。

常にコンサルにサポートしてもらうのではなくて・・・。

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